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40代派遣決まらない人にありがちな失敗と決まる人がやっていること

40代派遣決まらない人にありがちな失敗と決まる人がやっていること

「何社エントリーしても決まらないのは、自分の年齢のせい…?」
そんな風に思い詰めてしまう40代の方、意外と多いんですよね。。でも実は、派遣の選考においては年齢よりも“伝え方”や“行動の仕方”で差がついていることがほとんどなんです。

この記事では、大手派遣会社で40代女性を300名以上サポートしてきた経験をもとに、「決まらない人」と「決まる人」の違いをリアルに解説。
後半では、営業担当が「この人なら紹介したい」と感じた実例や、通過率が高い派遣会社もご紹介します。

目次

40代で派遣が決まる人と決まらない人の違いとは?

40代での派遣転職、正直きついですよね。でも実際に決まっている人もたくさんいるんです。その違いは一体どこにあるのでしょうか。5つのポイントから見ていきましょう。

スキルより“姿勢”が見られている

40代の派遣では、スキルよりも「この人と一緒に働きたいか」が重視されるんですよね。

企業側が一番心配しているのは、経験豊富な40代が「昔はこうだった」と過去にこだわったり、年下の上司に対して素直になれないこと。実際に派遣営業をしていた時も、このタイプの方は敬遠されがちでした。

逆に「新しい環境でも学ぶ姿勢を大切にしています」と伝えられる人は、年齢関係なく歓迎される傾向があります。面接では実績アピールも大切ですが、謙虚さと前向きさを同時に示すことがポイントです。

条件を絞りすぎない人は受かりやすい

条件をガチガチに固めすぎると、もどかしいことになるんですよね。

「時給1,500円以上、残業なし、通勤30分以内」など理想を全部並べると、該当する求人がほとんどない状況に。厚生労働省の「労働者派遣事業報告書」(2023年度)によると、40代以上の派遣労働者の平均時給は地域差が大きく、条件を柔軟にすることで選択肢が広がります。

優先順位を2〜3個に絞って、「これだけは譲れない」を明確にする。あとは「相談可能」という姿勢を見せることで、企業側も安心して検討できるようになります。

ブランクに言い訳をしない人は強い

ブランク期間について聞かれた時、言い訳ばかりしてしまうと印象が悪くなってしまうんです。

「子育てで忙しくて…」「なかなか良い求人がなくて…」よりも、「その期間に何を得たか」を話す方が効果的。例えば資格取得の勉強や業界研究など、成長につながる活動をアピールしましょう。

正直、完全に空白の期間があっても大丈夫。重要なのは、その事実をどう前向きに捉えて伝えられるかです。ブランクを言い訳にせず、次のステップへの準備期間として位置付けることがコツですね。

希望条件はあるけど「柔軟さ」も伝えられる

条件を全く言わないのもダメですが、ガチガチすぎるのも問題なんですよね。

「できれば時給1,400円希望ですが、職場環境次第では相談させていただきます」というように、希望を示しつつ調整の余地があることを伝える。この「条件あり+柔軟性」のバランスが絶妙に重要です。

企業側からすると「採用しやすい人材」という印象を与えますし、実際に働き始めてからも臨機応変に対応できる人として重宝されることが多いんです。

担当者とのやりとりで“信頼”を得ている

派遣会社の担当者との関係性、これが意外と決め手になることが多いんですよね。

まず基本的なことですが、連絡のレスポンスは24時間以内。約束は必ず守る。これだけでも信頼度がグッと上がります。そして重要なのは、隠したいことも正直に相談すること。

「実は残業が難しい時期があります」「前職で人間関係に悩みました」など、率直に話すことで担当者も適切な求人を紹介しやすくなる。良好なコミュニケーションが、最終的に理想的な派遣先との出会いにつながるんです。

40代で派遣が決まらない人に共通する6つの特徴

「年齢のせいかな…」「スキルがないから仕方ない…」
派遣に応募してもなかなか決まらないと、自分を責めてしまうことってありますよね。。
でも実は、40代という年齢だけが理由で落ちている人ばかりではありません。

これまで私が現場で見てきた中でも、「条件の伝え方」「行動の仕方」「タイミングのズレ」など、ちょっとしたポイントで差がついてしまっていることが多いんです。

ここでは、**40代で派遣が決まらない人に共通する“6つの特徴”**を紹介します。
当てはまる部分がないか、ぜひチェックしてみてください。

❶ 条件を絞りすぎている

「週2日・扶養内・時短・在宅・残業ゼロ・駅チカ」など、希望条件が多すぎると、それに合う求人はほとんどありません。
希望を持つこと自体は悪くないのですが、**“優先順位をつけずに全部条件にしてしまう”**と、そもそも応募できる求人がない状態に。
柔軟さを持つことが、最初の一歩を踏み出すカギになります。

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❷ ブランクや年齢を気にしすぎて、動けなくなっている

「この年齢で今さら無理かも…」「履歴書が真っ白で恥ずかしい」と、行動する前から諦めてしまう人も少なくありません。
実際、派遣業界では**“ブランク歓迎”や“未経験OK”の求人**も増えてきています。
自信がなくても、「まずは相談してみる」ことが道を開くきっかけになります。

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❸ 「何でもいいです」と言いつつ、実は希望が多い

一見やる気がありそうなこの言葉ですが、面談や応募後に「やっぱり週5は無理で…」「できれば家から20分以内で…」と後出し条件を言うケースがよくあります。
結果的に「この人は紹介しづらい」と判断され、優先順位が下がってしまうんですよね。。
条件があるなら最初から整理して伝える方が、むしろ好印象です。


❹ 登録だけして“受け身”のまま待っている

登録したら自動的に求人を紹介されると思いがちですが、実際には**「この人なら紹介できる」と思われるかどうかが大切。**
登録後に返信が遅い・電話に出ない・希望を全く伝えない、という“受け身スタイル”では、なかなか紹介が回ってきません。
連絡への反応が早く、相談にも前向きな方ほど採用に近づきます。


❺ 面談や職場見学で“やる気が伝わらない”

「ブランクがあるので不安で…」「できるか分かりませんが…」など、控えめな発言が目立つと、派遣先から“即戦力には見えない”と判断されることも。
もちろん無理に明るく振る舞う必要はありませんが、「覚えます」「頑張ります」という一言があるだけで印象は大きく変わります。


❻ 派遣会社との相性が悪いまま粘ってしまっている

派遣会社にも得意な層や分野があります。例えば「20代向け案件が多い会社」「週5フルメインの会社」に登録しても、40代・扶養内希望だと紹介が来ないことも。
相性が悪いと感じたら、2〜3社に登録して“合う会社に出会うまで動く”のが近道です。


この6つを避けるだけでも、「決まりづらい側」から「紹介されやすい側」へぐっと近づけます。

次はこれに対応する「40代で派遣が決まる人の特徴6つ」や「受かる行動」などを並べて構成することも可能です。
どう進めましょうか?

40代で派遣が決まりやすい人がやっていること

決まる人には共通の行動パターンがあるんです。私が派遣営業をしていた時に気づいた、40代で成功している人の具体的な取り組みを5つご紹介しますね。

エントリーは複数同時に進めている

40代の派遣で成功している人は、1つずつ順番に応募なんてしていません。

総務省の「労働力調査」(2023年)によると、40代の転職活動期間は平均3.2ヶ月と長期化する傾向があります。だからこそ、複数の案件を同時進行で進めることが重要なんです。

「1つダメだったら次」ではなく、「5〜7件を並行して進める」のがコツ。もちろん管理は大変ですが、選択肢があることで精神的にも楽になりますし、条件交渉でも有利になることが多いんですよね。

職種や勤務地に少し幅を持たせている

決まりやすい人は、職種や勤務地の条件に絶妙な幅を持たせています。

例えば「経理」だけでなく「経理・総務・人事」まで範囲を広げたり、「新宿駅から30分以内」ではなく「都内主要駅から45分以内」にするなど。完全に畑違いの仕事は難しくても、関連職種まで視野に入れることで案件数が格段に増えるんです。

実際に「少し違う職種でも、これまでの経験を活かせる部分がある」と考えられる人は、企業側からも「柔軟性がある人材」として評価されやすい傾向があります。

連絡にはすぐ返信。面談前に企業情報を調べる

当たり前のようで、実はできていない人が多いのがこれなんですよね。

連絡をもらったら24時間以内、できれば数時間以内に返信する。そして面談前には必ず企業のホームページをチェックして、事業内容や最近のニュースを把握しておく。これだけで印象が大きく変わります。

「御社の○○事業に興味があります」「先日のプレスリリースを拝見しました」といった一言があるだけで、「ちゃんと準備してきてくれる人だな」と思ってもらえるんです。正直、ここで差がつくことが本当に多い。

職場見学での印象も重視されていることを知っている

多くの人が軽視しがちですが、職場見学での印象って実はかなり重要なんです。

社内選考は通過したけど職場見学で落とされる、なんてことも実際にあります。挨拶の仕方、質問の内容、既存スタッフとの自然な会話など、細かい部分まで見られているんですよね。

「どんな雰囲気で働いているんですか?」「繁忙期はいつ頃でしょうか?」など、具体的で建設的な質問を準備しておく。そして何より、笑顔で自然体でいることが大切です。緊張しすぎると逆効果になってしまいますから。

登録する派遣会社を“使い分け”している

賢い人は派遣会社を戦略的に使い分けています。

大手派遣会社は求人数が多く安定していますが、中小の専門特化型派遣会社は業界に詳しく、ニッチな求人を持っていることも。一般社団法人日本人材派遣協会の統計(2023年度)では、複数社登録している派遣労働者の方が就業率が高いという結果が出ています。

目安として3〜4社に登録して、それぞれの特徴を理解した上で使い分ける。例えば「事務系は大手」「専門職は特化型」「短期案件は中堅」みたいな感じですね。担当者との相性もありますから、選択肢を持っておくことが重要です。

営業が40代派遣の方を“あえて通す”ケース3つ

「やっぱり若い人が優先されるのでは…」と不安になる40代の方も多いですが、実は現場では**“40代だからこそ通したい”と思うケース**もあるんです。
派遣営業として実際に見てきたリアルな背景を3つご紹介します。


❶ クライアントから「安定感がほしい」と言われている職場

「若い人はすぐ辞めてしまって…」という声が続いた現場では、むしろ40代以上の“落ち着いた方”を希望されることも珍しくありません。
営業としても、「今回は“長く続けてくれそうな人”を紹介したい」という場面では、経験よりも人柄や安定感を優先して、40代の方を推薦することがあります。


❷ 女性同士の職場で“人間関係のバランス”をとりたいとき

職場に20代〜30代の女性が多く、ちょっとギスギスしているような現場だと、「間に入ってくれる40代の方がほしい」と依頼されることがあります。
営業としても、若手ばかりの中に柔らかく場をまとめてくれる40代の方が入ると、現場が安定するのがわかっているため、あえて通すこともあります。


❸ “やってみます”スタンスがある人は、企業側の印象が一気に変わる

40代だから不利、ではなく、「できないこともあるけど、やってみます」という前向きな姿勢を見せられると、それだけで営業の推薦度が上がるんですよね。
企業に紹介する際、「この方、すごく感じが良くて、現場でもうまくやっていけると思います」と伝えられるので、実際に未経験でも通過した例も複数ありました。

40代でも“ここなら通った”と言われる派遣会社3選

「何社も応募してダメだったのに、ここではすぐに決まった」
そんな声が実際に多く寄せられている、40代女性に強い派遣会社を3つ厳選してご紹介します。
扶養内・週3・ブランク明けでも通りやすい特徴がある会社ばかりです。

ランスタッド|在宅OKや子育て世代向けの働き方に対応

  • 特徴:柔軟な働き方支援に強く、ハイブリッド勤務(在宅+出社)などの案件も取り扱い
  • 40代との相性:子育て中の方や、通勤時間を減らしたい方にフィット
  • こんな方に:在宅を希望している方/ブランク明けで少しずつ働きたい方/テンプやリクスタなどの選考通過に悩んでいる方

詳しくはこちら【ランスタッド公式】

スタッフサービス|豊富な求人数でスピード紹介と地方もカバー

  • 特徴:業界最大級の求人数。全国に拠点があり紹介スピードがはやい
  • 40代との相性:「すぐに働きたい」「とりあえず現場復帰したい」人にぴったり
  • こんな方に:家の近くで働きたい方/とにかくスピード重視で決めたい方

詳しくはこちら【スタッフサービス公式】

アデコ(ハケン 2.5)|独自の無期雇用派遣制度が魅力

40代となると3年後のキャリアが不安になりますよね。

でもアデコはそんな40代にも強い味方です。

  • 特徴:無期雇用派遣「ハケン 2.5」では、他社の派遣会社の稼働歴も加味してくれる独自制度
  • 40代との相性:経験よりも“やる気”や“働く意欲”を重視するスタンス。年齢に左右されにくい
  • こんな方に:年齢的にも正社員転職は諦めてしまっている。

公式によるとすでにアデコの派遣社員で無期化の権利を有した方のうち、80%以上の方が無為雇用への転換を希望し、

約4,500名の方々が無期雇用派遣社員として活躍していますよ。

公式より

詳しくはこちら【アデコ公式】

まとめ|40代派遣で決まらないのは“年齢”ではなく、“選ばれ方”を知らないだけかも

派遣がなかなか決まらないと、「やっぱり40代は厳しいのかな…」と感じてしまいますよね。
でも実際は、年齢よりも「条件の出し方」「連絡のスピード」「やる気の伝え方」など、小さな差が合否を分けていることが多いんです。

ほんの少し視点を変えるだけで、「紹介がこない人」から「優先して紹介される人」へ変わることもできます。
まずは自分の希望を整理し、信頼できる派遣会社で動いてみてくださいね。

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